電位とは何か
私たちの体の細胞はすべて、外と内の間に「電位差(膜電位)」を持っています。
これは、いわば細胞が生きるためのスイッチです。
- 神経細胞 → 電位を利用して情報を伝える
- 筋肉細胞 → 電位を利用して収縮と弛緩を起こす
- ミトコンドリア → 電位を利用してエネルギー(ATP)を生み出す
この電位が正常に保たれているからこそ、私たちの体はスムーズに働きます。
電位の乱れが病気をつくる
しかし、この電位が崩れてしまうと、体はさまざまな不調を起こします。
- 神経での電位異常 → けいれん、しびれ、認知機能低下
- 筋肉での電位異常 → 痙縮、固縮、こわばり
- ミトコンドリアでの電位異常 → エネルギー不足、疲労感、慢性疾患
- 免疫での電位異常 → 炎症、自己免疫疾患
つまり、電位が正常に保てない=細胞が本来の働きをできない ということなのです。
東洋医学の「氣」とのつながり
東洋医学で「氣の流れが滞ると病になる」と言われます。
現代医学の言葉に置き換えるなら、それは「電位の流れが滞ると病気になる」と理解できます。
- 鍼灸は電位を整える働きを持ち
- 赤色光線や呼吸法も、電位(電子の流れ)を回復させる方法です
つまり「氣の調整=電位の調整」とも言えるのです。
まとめ
病気の根本原因を突き詰めると、それは「電位の異常」に行き着きます。
電位を整えることは、すなわち細胞の働きを取り戻し、健康を取り戻すことです。
私たちの治療は、この電位の調律を目的にしています。
「氣」「電位」「エネルギー」――言葉は違っても、その本質は同じです。


